2010年 11月 12日
訪問トリートメント
パーキンソン氏病で、今は寝たきり状態で意思疎通は難しい。
ほぼすべての筋肉が緊張して体の柔軟性がない。
特に手の指は固く握った状態で体に腕をぎゅーっとつけ固くなっている。
また、喉のトラブルもありせき込むことが多いとのこと。
選んだ精油は、心をリラックスして少しでも体の緊張をほぐし、
筋肉を緩めてもらおう、また呼吸器系にも有効な精油と思い、
フランキンセンス、サンダルウッド。
まずは、下肢からオイルをゆっくりと伸ばしながら温めるようにトリートメント。
いつも同じ態勢のため、足のくるぶし(出ているところ)が圧迫されて
赤く軽い炎症になっていた。
次に手、緊張の度合いの少ないほうの手から始めた。
ゆっくり、腕のほうから包み込むようにトリートメントをしてから
固く握った手の周りを優しく何度もなでた。
すると、体にぴったりついていた腕が体から離れはじめ指も柔らかく広がりはじめた。
クライアントの顔を見ながらトリートメントをしているが、
だんだん、顔の表情も柔らかくなり目も穏やかになってきた。
もう一方のぎゅーっと握りしめている手のほうも
トリートメントをしていると数分後指が離れはじめ、手の緊張が緩和されてきた。
トリートメント後は、とても穏やかな顔をされて、見ている私もとても
幸せな気分♪
今日も、アロマの奇跡を実感することができて・・幸せ~
by doucement2007
| 2010-11-12 11:05
| アロマテラピー・ハーブ
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